『ウェルシュ菌』
「ウェルシュ菌」という食中毒の菌があります。
ご存じですか?
この菌は自然界の至る所に存在し食肉や野菜などに付着しており、食中毒症状としては発熱・腹痛・嘔吐・下痢など。
昨日の食品衛生責任者講習の中で説明があった菌の中で、最も印象に残りました。
『カレーは一晩寝かせると美味しい~!!』とよく聞きます♪
しかし、その翌日のカレーには沢山の「ウェルシュ菌」が・・・
ウェルシュ菌がカレーを好んでいるわけではなく、
ですから、カレーだけではなく煮込み料理(シチュー・スープ・ハヤシライスルー等)も、カレー同様にウェルシュ菌が増殖する可能性が・・・
この「ウェルシュ菌」・・・
アルコール消毒や加熱殺菌が効かない点が怖い。怖すぎる・・・
なんと100度で1時間加熱してもダメだそうで・・・
調理中は、自身を硬い殻で覆った「芽胞(がほう)」と呼ばれる状態に変身・・
カレーの温度が下がると、殻から出てきて再び活動を開始(発芽)・・・
ウェルシュ菌は10分で分裂するため、8時間後には281兆倍に増殖!!