食物アレルギーっ子の日々のあれこれ

エピペン携帯マルチ食物アレルギー高校生を持つ、小中高大家庭科講師。教育現場と食アレッ子家庭の架け橋・サポートをしたいと食物アレルギーに関する活動をしている。息子が小さい頃はお米・麦茶を含む15種類以上のアレルゲン有。アレルギー専門医の指示の元、経口免疫療法を実施中。

息子の食物アレルギー概容

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《息子の場合》                           

①始まりは・・・

・生後4ヶ月(上の写真時)~麦茶を極端に嫌がる・口の周りが赤くなる → 食物アレルギーを疑うも、ドクター否定『麦茶で赤くなることはない』

・生後10ヶ月、離乳食でうどんを初めて口にして、アナフィラキシー

 血液検査で『卵白・卵黄・乳・小麦・大麦』アレルゲン検査

 →全て陽性

・離乳食を嫌がる・ほとんど食べない → 3歳半まで離乳できず、粉ミルクを1日1200cc~

・マルチアレルギーで、お米すら反応・・・何を食べさせればいいの?

・感覚過敏

 

②2歳4ヶ月~食物アレルギー外来で国立病院機構福岡病院へ 

 しかし…同年代の子が出来ることが出来ない→負荷試験も出来ない…

 

③施設でのアレルギー対応

 対応してくれる施設は限られており、特にアナフィラキシーの危険があるような子どもを受け入れて頂くことは難しい。

 5歳4ヶ月 誤食事故を起こされる(=全卵入りチャーハンを35分食べさせられる。)

 →エピペンを持つようになる

 

④小学校でのアレルギー対応

年度初めに、小学校の先生全員が文科省の研修DVDを使用し研修

長崎市内の小学校、卵・乳は一部対応

・現在は栄養教諭の先生と翌月分の給食を事前に打ち合わせし、提供できるものだけ提供して頂き、コピー食品を作り持参。

・給食準備~片づけまで、担任以外の先生がお1人息子に付いてくれる。湿疹や発赤などが出たら、担任の先生が母にすぐに電話連絡。

・給食以外での活動(掃除、遠足でのハチアレルギー、初めて行く場所の木などのアレルギー、図工の時間の粘土の原材料など)の際も、確認。

 

⑤食べられなかったものが食べられるようになる!!

 今では・・・醤油、麦味噌、酢、ウスターソースケチャップ、コンソメ、固ゆで卵黄など多くのものがOKに♪

 新しい治療法として、食物負荷試験(減感作療法)=医師の指導の元、病院で行う!

 現在、うどんの負荷試験中。昨年8月0.5gから始め、現在50g摂取している。

 

この10年、色々ありました~(^^ゞ