Q「エピペンの学校での運用本数は???」
私はこんなに多いとは思っていませんでした!!
夫がいつもより早く帰宅してくれ、
医療関係者向けのWeb講演会を
自宅で一緒に視聴しました。
特に勉強になったこと、印象に残ったことは・・・
・エピペンは現在学校で4万本運用されている
・200~300人に1人アナフィラキシー
更にその中で300人に1人がアナフィラキシーショック
・症状のデパートと言われるぐらい様々な症状
・1番少ない症状が1番重要、7%が命の危険に
・消化器症状
極めて強い腹痛=アドレナリン以外に効く薬がない
・エピペンの使い方
右利きなら、左手で持ち、右手で安全キャップを外し、右手に持ち替える
打つ場所は、ポケットの位置と覚える
針は、衣類全て貫通する
針は、静かに押し付ける
3秒間、保持!!
筋肉注射なので、揉んだ方が早く効く
そして必ず救急車を呼ぶ
・エピペン内に入っているアドレナリンは、半減期(薬成分の血中濃度が半減するまで
の時間)が短く5~10分で効果が切れる、症状が再燃することがある
・エピペンを正しく打てるか抜き打ちの調査を患者さん&家族に実施
家庭で練習しているのか?で差、練習している家庭はいざという時に使えた!
そこで、身につける方法として
「1週間毎日→1週間に1回→1ヶ月に1回」と頻度を落としていき練習する
こまめに練習することが重要
・エピペンを持つべき患者さん→特に呼吸器症状が出る方
・せっかくのエピペン、命を守る最後の砦にして頂きたい。
更に
「エピペンは学校で4万本運用されている」という点を掘り下げて調べてみました。
「学校生活における健康管理に関する調査事業報告書 公益財団法人日本学校保健会」によると
H25年度 23865人(0.26%)
H26年度 27312人(0.3%)
1年で約3500人増加しており、この増加状況を鑑みても現在4万本以上が運用されていると思われます。
(この4年で14000本増加(3500年/年×4年)している計算になります。)
親としても教員としても、非常に勉強になる講演会でした。
我が家は、エピペンの練習1ヶ月に1回もしていない( ;∀;)
1学期間に1度です(◎_◎;)
息子がトレーナーを使い自分で打っています。
反省!!
練習しないと!!
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