食物アレルギーっ子の日々のあれこれ

エピペン携帯マルチ食物アレルギー中学生を持つ家庭科講師です。教育現場と食アレッ子家庭の架け橋・サポートをさせて頂きたいという思いから『食物アレルギーサポーター』と銘打って講演会などの活動をしています。息子が小さい頃はお米・麦茶を含む15種類以上のアレルゲン有。ドクターの指示の元、減感作療法を実施し現在生卵・キウイ・カカオの3種類までアレルゲンは減りました。

『日本アレルギー学会学術大会 市民公開講座 アレルギーの予防と対策 ~本当のところ~』

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『日本アレルギー学会学術大会 市民公開講座 アレルギーの予防と対策 ~本当のところ~』

 

Ustreamライブ配信があったので、視聴しました。

長崎でも聞くことが出来るなんて、なんとありがたや~(≧▽≦)!!

 

 

司 会:今井 孝成(昭和大学医学部小児科学講座)

司 会:山口 正雄(帝京大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー学)

1.「アトピー性皮膚炎 ~病気の成り立ちと予防策について~」

松倉 節子(済生会横浜市南部病院皮膚科)

2.「食物アレルギー(小児)」

前田 麻由(昭和大学医学部小児科学講座)

3.「成人の食物アレルギー・アナフィラキシー ~最新科学と経験医学の狭間で~」

鈴木慎太郎 (昭和大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー内科部門)

4.「アレルギー性鼻炎

鈴木 元彦(名古屋市立大医学研究科高度医療教育研究センター)

 

特に

2の前田真由先生

3の鈴木慎太郎先生

のお話は非常に勉強になりました。

 

前田先生は小児の食物アレルギーについて

・生後早いうちのスキンケアは食物アレルギーを予防する。

→30%以上抑えた。

 

・妊娠中や授乳中に気をつけることは

→母親の食物除去による食物アレルギー発症予防効果は明確に否定

 母親と児に有害な栄養障害を来す恐れも。

 

・離乳食の開始時期は遅くした方がいいの?

→鶏卵を離乳期早期に食べると発症を抑える(79%低下)

アトピー性皮膚炎の乳児では、鶏卵アレルギー発症予防として、医師の管理のもと生後6ヶ月から鶏卵の微量摂取を開始することを推奨

→離乳食開始時期は生後5~6ヶ月が適当。

 

・離乳食、どれぐらい早くした方がいいの?

そこのエビデンスは確定していない。

 

そうそう、悩むよね~結局どうしたらいいんだろう~という「痒い所に手が届く」情報を多くお話してくださり、親の立場として知りたい情報をエビデンス含め明確に提示してくださいました♡

 

 

鈴木先生は成人の食物アレルギーについて

ざっくばらんな先生ということが伝わるお話で、切り口が面白い所もあり(笑)

アリアナ・グランデがトマトアレルギーだったとか、先生ご自身がえびのしっぽが好きなのに食物アレルギーを発症してしまった。

 

・ファミレスに入ったら、子ども用メニューにはアレルゲンの表があるののに、大人用メニューにはない。

 

臨床でのレアな症例紹介で

・外来で納豆の負荷をしたら夜中の2時に症状が出たという事例を紹介してくださり、少なくとも24時間の行動を聴くことの大切さ。

・個体間移行した例として、70代の男性で白血病の方が臍帯血移植を行ったら、アナフィラキシーアナフィラキシーショックを発症した。

・成人のなかでも65歳以上の高齢者は若年成人の5~16倍多くの方がアナフィラキシーで死亡している。

 

最も印象に残ったのは、

大学に合格した男性が『食物アレルギーでアナフィラキシーになった既往がある場合には入学を取り消す』と言われた事案。

結論としては、鈴木先生や法律家がご尽力されて無事入学出来たとのことですが、ほんとにこんな事案があるなんて!!と衝撃でした。

 

 

90分にわたる4人の先生方のご講演でしたが、濃い内容で非常に勉強になりました。

その場で聴講された方が羨ましい~!!

 

来年の日本アレルギー学会は、9月に京都で開催、そして会長はあの海老澤先生!!

今回のライブ配信公開講座だけでしたが、他の講演も是非ともお願いしたい~!!

(勿論有料で)

 

 

有意義な時間を過ごせた日曜日の午後でした。

ありがとうございました!!

 

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