食物アレルギーっ子の日々のあれこれ

エピペン携帯マルチ食物アレルギー高校生を持つ、小中高大家庭科講師。教育現場と食アレッ子家庭の架け橋・サポートをしたいと食物アレルギーに関する活動をしている。息子が小さい頃はお米・麦茶を含む15種類以上のアレルゲン有。アレルギー専門医の指示の元、経口免疫療法を実施中。

『FaSoLabo京都さん主催 食物アレルギー相談援助研究会公開講座』

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『FaSoLabo京都さん主催 食物アレルギー相談援助研究会公開講座

                                      

子どもの食物アレルギー 1320-1450

 講師:楠隆医師(日本アレルギー学会指導医・専門医              

       龍谷大学農学部食品栄養学科 小児保健栄養学研修室教授 

       京都大学医学部臨床教授)             

 

食物アレルギーと相談援助 1500-1630

講師:空閑浩人先生(同志社大学社会学社会福祉学科教授 社会福祉士

 

お2人の先生がそれぞれご講演くださいました。

 

前半の楠ドクターのお話は食物アレルギーの基本的なことから、色々な使える資料まで幅広く。

エピペンの動画、そして滋賀県の取り組みも。

滋賀の取り組みを存じ上げなかったので教えていただき勉強になりました!!

 

 

後半の社会福祉士の空閑先生は、視点がすごかった!!

社会福祉士の先生の食物アレルギーに関してのお話」

なかなか伺えない内容で、いつもの食アレ講演会とは違った学びを多くいただきました。

 

相談者の方とボランティア団体の関係を、「協働」「伴走者」と文字で見せていただいたりと、頭の中ではわかっていたことでもやはり文字見ると「なるほど!!」と理解出来る部分が広がりました。

 

ソーシャルワーク」=「ひとりぼっちにしない」「孤立させない」

「教え導くのではなくて対等に」

「解決するのは自分・本人」

「孤立せずに繋がることが大切」

「私たちが代わりに・・・ではなく自分で出来るよう後押しする」

「伴走者として」

「協働」

「相談者自身が幸せ」

 

孤独な状況で戦っていたうちの息子の食物アレルギー。

同じような境遇の方と繋がりたくても、毎日毎食の食事作りでいっぱいいっぱい。

探す余裕すらない状況が長くきつかった自分を思い出し、支えていただいた皆さまへ恩返しがしたい、今まさに困っている方のお手伝いがしたいという想いから、

 

2011年より「食物アレルギーサポーター」として、

そして個人では広がりに限りがあると痛感し

2019年より

「ながさき食物アレルギーの会ペンギン」として

活動させていただいたおります。

 

「人が生きる、暮らす、生活する」

日々いっぱいいっぱいでなかなか考えない基本的なところで

一度立ち止まらせていただいたご講演でした。

 

寄り添い、繋がり、関わりの中で「どう分け合えるか」

大切ですね。

 

今回、ボランティア活動の在り方や全体像なども再考することも出来ました。

コロナ禍の中でも、希望見つけよう!!というモチベーション上げていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ちなみに空閑先生、アニメと絡めてなるほど~♪とわかりやすいお話の仕方で、長大生時代の「社馬場(社会学の馬場先生)」の授業をめっちゃ思い出しました。

長大生が学部問わず履修していた、201教室が満員になっていたあの社馬場です(笑)

 

食物アレルギーサポーターとしても、ながさき食物アレルギーの会ペンギンとしても、

これからもコロナ禍の中でも希望を持って伴走者として活動して参ります!!

 

FaSoLabo京都さん、ご講演の先生方誠にありがとうございました!!

 

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