食物アレルギーっ子の日々のあれこれ

エピペン携帯マルチ食物アレルギー高校生を持つ、小中高大家庭科講師。教育現場と食アレッ子家庭の架け橋・サポートをしたいと食物アレルギーに関する活動をしている。息子が小さい頃はお米・麦茶を含む15種類以上のアレルゲン有。アレルギー専門医の指示の元、経口免疫療法を実施中。

 『他の保護者の方への、息子の食物アレルギーに関しての母からの説明の一例』

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 『他の保護者の方への、息子の食物アレルギーに関しての母からの説明の一例』

 

昨日の

#ながさき食物アレルギーの会ペンギン

#預かる立場からの食物アレルギーっ子の入園入学講座

#イベント

にご参加の皆様、誠にありがとうございました。

 

話題に出た

「他の保護者の方への、お子さんの食物アレルギーに関しての母からの説明」

ですが、例をというリクエストをいただきましたので掲載します。

 

 

様々なケースがあるかと思いますので、あくまで我が家の場合はということをお忘れなく。今までに3回、前に立ってお願いをさせていただきました。

 

①小学校入学時

 4月の学年学級懇親会の際にお時間をいただけませんか?と事前に担任の先生にお願いしていた。各クラスに分かれる前、学年全ての保護者が集まっているタイミングの時間。

 

②中学校入学時

 3月の食物アレルギー面談時に管理職の先生にお願い。4月の入学式当日入学式が終わってPTA入会式が始まる前のタイミングの時間。

 

③中学校転校し編入

保護者主催のクラス懇親会の際に、会食が始まる前の時間。主催の保護者の方から転校生ですという振りをいただくタイミングで。

 

①と②は毎年クラス替えがある学校でしたので、学年全ての保護者の前で。

 

↓↓これは②のパターン 

「1年〇組〇〇〇〇の母です。

 〇〇小学校からご一緒させて頂く保護者の皆様には重ねてのお願いになりますが、お時間を頂戴いたします。

 息子は食物アレルギーがあり、エピペンという自己注射を常時携帯しております。

 既に先生方には、息子が安全に過ごせるようご配慮いただいておりありがとうございます。同級生の皆さんにもご迷惑をおかけすることがあるかと存じますが、何かございましたらわたくしまでお申し付けください。お時間を頂戴いたしましてありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。」

 

とご挨拶させて頂きました。

もうさらっとです。

人が1分間に話す文字数は約300字前後。

これは約240文字。

 

正直、このような場でお子さんの食物アレルギーに関して詳細に話したとしても記憶に残るのは「あの子はアレルギーを持っているんだな」ぐらいです。人の記憶はそんなものです。

そしてあまり詳細に言い過ぎたり、普段はあまり使わない言葉というかパワーワードを使うと、それはそれでお子さんにとってマイナスなことも。

「ちょうどいい塩梅」にお伝えすることが難しいところではありますが、人によって、時と場合によって変わってくるところだと思います。

 

そして教員としても、特に入学式はタイムスケジュールがタイトですので「1分ぐらい」におさめていただければありがたいです。

 

毎回、快くご許可を頂きました先生方はじめお時間を頂いた保護者の皆様に感謝♡

 

小学生以上になると「お友達の家に誘われる」「一緒にどこかに遊びに行く」ということが考えられますので、やはりお伝えしておくことが安全に繋がると考えます。

 

♡エピソード♡

息子小4の時に小麦が感解して「給食でパンを食べる」前日に担任の先生からクラスメイトに説明があった時に自然と拍手が起こってみんなで喜んでくれたというなんとまぁ♡な出来事がありました。そして次の授業参観の時に多くのお母さん方から「おめでとう!よかったね~♪」とお声を掛けていただきました( ;∀;)
「うちの子が嬉しそうに話してくれたよ♪」と。

なんて心の温かい子たちなんだー( ;∀;)とおばちゃん感激しました。

やはり最初にお話させていただいてよかったなとも思いました。

 

息子は負荷試験をアレルギー専門医の元で頑張りましたが、周りの方に支えていただいていることの良い一例だと思って決して忘れず大切にしている出来事です。

 

保護者の前に立って話す・・・

緊張しますが私はしてよかったです。(授業で話すのとは全然違いました~(^-^;)

あくまで我が家の場合は・・・ですのでご承知おきください。

 

 

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