食物アレルギーっ子の日々のあれこれ

エピペン携帯マルチ食物アレルギー高校生を持つ、小中高大家庭科講師。教育現場と食アレッ子家庭の架け橋・サポートをしたいと食物アレルギーに関する活動をしている。息子が小さい頃はお米・麦茶を含む15種類以上のアレルゲン有。アレルギー専門医の指示の元、経口免疫療法を実施中。

『 #アトピー性皮膚炎 と #食物アレルギー #堀向健太 先生 #東京慈恵会医科大学 #葛飾医療センター 小児科 拝聴』

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『 #アトピー性皮膚炎 と #食物アレルギー 
     #堀向健太 先生 #東京慈恵会医科大学 #葛飾医療センター 小児科 拝聴』

 

#環境再生保全機構

さん主催のオンライン講演会に参加させていただきました。

 

あの

#ほむほむ先生

のお話が伺えるなんて感激ー♡とテンション高く参加しましたが、終わったあとも興奮していてめちゃくちゃ血圧高い益子ですwww

 

なんと質問にお答えいただいて超感激( ;∀;)♡

 

質問↓

小中高の教員をしております。
食物アレルギー児童生徒の保護者から
「この子が食物アレルギーになったのは自分のせいだ」と悲観しているお話を聞くことがあります。遺伝的要因以外にも様々な要因が重なって発症するかと思いますが、保護者が自分をあまりせめないように考えることが出来るデータやお話などがあればご教授頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

 

お答え↓

両親ともに持っていると遺伝が関係すると思われるかもしれないが、50%の子が発症するという報告がある。
例えば一卵性双生児であると2人ともアトピー性皮膚炎を発症する確率は70%
二卵性双生児であると25%
そう考えると遺伝だけではない。

最近の遺伝子に関する研究であるゲノム解析では、遺伝子を全て解析し沢山の人を比較し統計学的数学的に差があるかどうかをみていく研究がなされている。
それのほとんどはそんなに差が出ない。
せいぜい1つの遺伝子で10%変わるかどうか。
ただその中で
皮膚の乾燥
しやすい素因のタンパク質の遺伝子が変異していると
1.6倍
ぐらいアトピー性皮膚炎の発症率が上がる。

乾燥しやすい気候であると発症しやすいという報告もある。
ではその乾燥を保湿剤で補えばいい。
体質をある程度跳ね返すことが出来る。
保湿を頑張りましょう。
確かに率は上がるが、乾燥しやすさをカバーするための援助をすればよい。

子どもがこの世に生を受けることが出来たのはお父さんお母さんがいたからです。ですからお父さんお母さんがは悪いわけではない。その上で、食物アレルギーに対しての治療や対応が随分よくなっている。
今出来ることがあると考えた方がいい。
それを1つ1つ、医師と一緒に進めていただく。目標が達成できない可能性もあるが、0と1は全く違う。例えば、牛乳が1摘も飲めないお子さんが5ml飲めるようになったら生活の質が上がり、リスクが大幅に軽減される。スモールステップを踏んで、達成することを目標に医師と一緒にやっていく。
お父さんお母さんが出来ることがまだ沢山ありますよ。

 

 

この他印象に残ったこととして

・世界で一番負荷試験をしているのが日本

ヒルロイドなどの保湿剤が保健適応は日本だけ

 市販の保湿剤を併用していくのがいい

 

この他にも多くのことを学ばせていただきました!!

ほむほむ先生

神!!

 

堀向先生

環境再生保全機構

貴重な機会をありがとうございました!!

 

この他にも色々共有したいことがあるのですが、今週水曜日の学年末考査があと1つまだできてないので、アレルギー活動はこの辺で<m(__)m>

今日は深夜までがんばろ!!

 

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