
麦茶アレルギーのある息子が、緑茶以外で初めて安心して飲めた飲み物。
先日、博多駅の一風堂で夫とルイボスティーをいただきながら、あの時の感謝の気持ちがふとよみがえってきました。
「小さい子に緑茶なんて」と言われた日々
息子がまだ小さかった頃、外出先で緑茶を飲ませていると、見知らぬ方から「小さい子に緑茶なんて」と言われることがありました。でもうちの息子は麦茶を飲むと肌が真っ赤になってしまう。緑茶は、唯一の「飲めるお茶」だったのです。
その場限りの相手に毎回事情を説明するのも、正直しんどい時期がありました。
息子が麦茶を飲んで真っ赤になったのは、生後4ヶ月のこと。近所の病院では「麦茶でアレルギーなんて出ない!」と強く否定され、何度試しても発疹が出るのに信じてもらえず…。
頭を下げてお願いしようやく血液検査をしてもらったところ、乳以外の主要アレルゲンが軒並み高値。あの時の自分に「すぐに病院変えて!」と伝えたい。
その後、福岡病院に転院。受診の帰りに立ち寄ったのが一風堂さんでした。
「親は注文しますが、息子はアレルギーで食べられません。それでも入店できますか?」とお尋ねすると、快く「どうぞ」と迎えてくださって。
さらに、持参していたおにぎりに気づいた若い男性スタッフさんが「温めましょうか?」と声をかけてくださったのです。心も体も疲れていた時期だったので、その一言が本当に温かくて、思わず涙が出ました。
麦茶アレルギーの息子が緑茶以外と出会った思い出深い、一風堂のルイボスティー。今回一風堂で夫とルイボスティーを飲みながら、有難い気持ちを改めて抱きました。
あの節は心よりありがとうございました。
ちなみに今でも我が家のお茶は「ルイボスティー」です。
☆ご注意とお願い
なお、今回ご紹介した一風堂でのエピソードは、あくまで我が家の場合の体験です。息子の食物アレルギーに関しては、自己責任のもとで入店をお願いし、持参した食事で対応させていただきました。
人によっては、飲食店の空間に入るだけで症状が出る場合もあるかと思います。重度のアレルギーをお持ちの方は、どうかご自身の体調や状況に応じて、慎重にご判断ください。
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