『「吃音の合理的配慮」九州大学菊池良和先生講演会』
行って良かった!!
この一言に尽きる講演会でした。
以下にワードにまとめたものの文章をコピー↓
2019-10-13(日)
~シーボルト・カフェ~
『吃音の合理的配慮』
・先生ご自身が、吃音。「吃音の悩みから救われるためには、医者になるしかない」と鹿児島ラ・サール高校、九州大学医学部へ進学。吃音症のため「死」すら考えた医師であり、日本初の「吃音専門外来」を開設。
・「LINEスタンプ 医学博士菊池良和」販売中。
・2016年4月「障害者差別解消法」施行→合理的配慮を法律に則って可能となった。
・「吃音 リアル 西日本新聞」で検索すると、今なら先生の連載を読むことが出来る。(2019-09-19スタート)
・吃音の子は2~4歳で20人に1人存在する。男児の6割、女児の8割が自然治癒。
・テレビ番組 2015年6月6日「とっても健康ランド」吃音症について
・吃音症→100%どもっているわけではない。話す中での1割~2割。診察ではここをどうしたらよいのかということの指導をする。
・母親の葛藤の動画。
認めたくないので「吃音」「どもる」という単語を絶対に使いたくない気持ち&実際に使っていなかった。
通院する理由を子どもに聞かれ、〇〇先生に会いにいくのよ・・・とごまかしていた。
・ドラマ「ラブソング」福山雅治さん(臨床心理士役)藤原さくらさん(吃音症)。吃音症を扱ったドラマで監修をさせて頂いた。ドラマの世界で吃音を取り扱ってくれる時代が来るとは驚き嬉しかった。
・就活生の大学生が辿り着いた答え→「履歴書に吃音があり、吃音専門のラジオを作り・・・と書いている」プラス面も書くようにした。
・入試・英検→合理的配慮の良い例としてA大学からの返信(配布資料スライドP26)
・英検→2020 S-CBT 申し込み期間が11月まで延長された。合理的配慮を求めることが可能。
参加者の質問に対する答え
・吃音は「タイミング障害」
・社交不安障害を合併症として約半数が持つ。
・随伴運動が症状として出る男子大学生からの質問。頭を叩く、足をバタバタする、吃音症のことではなく随伴運動のことをいじられてしまう、どうしたらよいか?
→「指折り法」=指を折りながら読む、発言する。自分の読むスピードを考えることが出来る方法なのでお
すすめ。実際に先生がその場で大学生と一緒にしてみると、大学生も話しやすいと実感。
・吃音症である本人が自分に一番厳しい。「うまくしゃべれなかった・・・」と反省してしまう。反省は禁止。・・
・自宅にて自分1人で練習・訓練しようとすると、うまく話せることが多い。誰かに聞いてもらうと良い。
・友人との何気ない会話が難しいと感じる。「普段の生活が訓練」という考えの元、「今は訓練中だからまあいいか♪」と思えることが大事。
・長崎の患者会→キラスタながさき
・次回長崎での講演会12月22日㈰諫早市立たらみ図書館
主催 長崎県難聴・言語教室教育研究協議会、長崎吃音児見守る会
以上。
「仲間がいる」ということで楽になれた・・・食物アレルギーと通じるものがありますね♡
今日は遠くは名古屋からご参加された方もいらっしゃるとのことで、長崎市で開催してくださる有難さを痛感ー!!
先生の資料、非常に勉強になりました!!
特に「学校の先生へ」
そのまま使える♡
職員室で回覧させて頂きます。
偶然にも今授業に行っている生徒とその保護者にばったり。
保護者が主催者側でした~ご挨拶出来て良かった!!
そして以前勤めていた学校での教え子、大学4年生で就職決まりました!!合格しました!!と。超狭き門の職種なのに現役合格するなんて、すごすぎるー!!
あなた高校生の時から頑張り屋さんだったよね~♪♪と懐かしい子と話すことも出来て、今日はラッキーデーでした♡
12月に長崎多良見でまた講演会をしてくださるとのことで、皆様おすすめです!!
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