食物アレルギーっ子の日々のあれこれ

エピペン携帯マルチ食物アレルギー高校生を持つ、小中高大家庭科講師。教育現場と食アレッ子家庭の架け橋・サポートをしたいと食物アレルギーに関する活動をしている。息子が小さい頃はお米・麦茶を含む15種類以上のアレルゲン有。アレルギー専門医の指示の元、経口免疫療法を実施中。

『手作りしょうゆ完成!!』

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『手作りしょうゆ完成!!』

 

道ノ尾のkuriyaさんでの醤油教室で、息子と昨年2月に仕込んだ醤油がついに完成しました~!!

 

というか、とっくに完成していたけど放置・・・

やっと濾して、醤油と諸味に分けました~(^^;

 

諸味、大活躍です!!

カットしたキュウリと和えたり、野菜炒めの調味料として使ったりしています♡

めちゃくちゃ美味しい~(≧▽≦)!!

 

貴重な手作り醤油と諸味なので、大事に大事に使いたいと思います♪♪

 

息子が食物アレルギーでなかったら、私は調味料について深く考えず行動を起こしていなかったと思います。

息子に感謝♡

うちに生まれてきてくれてありがとう!!

 

 

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#長崎市 

 

手作りヨモギ餅

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『手作りヨモギ餅』

仕事のデモ~♪♪

 

校内に自生してる『ヨモギ』を収穫し、ペーストにして冷凍庫保存していました。

来月海外の姉妹校から修学旅行で高校生が来校し、うちの中学生と一緒に『ヨモギ餅』を作る企画をしています。

 

ということでデモ~♪♪

約1年ぶりに、ヨモギ餅を作りました

息子も一緒に作り、楽しくて美味しかったです!

 

本番も無事に美味しいヨモギ餅が出来ますように~

自然の恵みに感謝♡

 

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今日は職場の体育祭!!食物アレルギー児童生徒の保護者と話せる貴重な機会!!

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今日は職場の体育祭!!

食物アレルギー児童生徒の保護者と直接話せる貴重な機会!!

 

今日の私の最大のミッションは、応援することではなく保護者とお話すること!!

(ミッション終わり次第、応援もしますよ♪)

 

学校に提出して頂いている食アレ関係書類、勿論読み込んでいます。

しかし、そこからわかる情報以外にも保護者と直接話すことによって得られる情報も大切!!だと私は考えてます。

非常勤講師である私は保護者とお会いする機会が基本ないので、この絶好の機会を逃すものかと思っています(*^^)v

 

今日は4名の保護者を捕まえるつもりです。

初めまして♪の保護者の方には、事前に担任よりその旨お伝えしてもらっております。

 

情報交換することにより保護者の方の不安が少しでも減ってくれればいいなと願いながら、毎年させて頂いている私のミッションです。

 

学校のポロシャツ、なぜか英語で熱中症について書かれており不思議~(^^;

これ着て、ではでは行ってきます!!

 

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『川瀬 図書館前店』息子、初めてのきしめん♪

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『川瀬 図書館前店』

息子、初めてのきしめん

 

長崎に昔からあるきしめん屋さんです。

長崎では珍しく「きしめん」が食べられるお店♡

 

今日は色々と用事を済ませ、市立図書館に息子が借りた歴史の本を返しに行き、そしてお昼時だったので図書館向かいの川瀬へ。

息子は「ちくわ天きしめん、あさりご飯」

私は「ごぼうきしめん、あさりご飯(小)」

合わせて1280円というリーズナブルなお値段でした♪

 

この他にも、単品もののほかに定食があり、川瀬定食(きしめん+炊き込みご飯)は570円。


非常に賑わっていましたが、注文後あっという間に運ばれてきました。

 

鰹節の風味と旨味がよく効いていて、お出汁も美味しい~

季節限定のあさりご飯も美味しくいただきました。

(炊き込みご飯orあさりご飯、選べました♪)

 

息子は、初めてのきしめんに「ウマい~(≧▽≦)!!」と完食!!

よかったよかった♡

 

息子の読書熱が激しく、図書館に頻繁行かないといけないペースで読んでいます。

ストレス発散は、歴史書で!!状態の息子~

母は、息子が身体を動かすストレス発散法を模索中~

 

息子は「また図書館に行く時にきしめん食べたい!!」と・・・ 

毎週末食べるってことですか??笑

 

 

☆息子のアレルゲンの中で最も重度である小麦が寛解して2年半経ちました。

 メニュー的に大丈夫とわかってはいても、万が一は考えられますので息子の外食時はエピペン・内服薬持参で保護者の責任の元食べております。

 その点ご承知おきください。

 

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『学校持参薬表書きテンプレート』ダウンロードフォーム

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『学校持参薬表書きテンプレート』

ダウンロードフォーム

 

日々の食事作りをはじめ、お忙しい保護者の皆様の時間節約になればという思いからダウンロードフォームを作りました。 

 

 

ジップロックは、

100均のチャック付きポリ袋

B8サイズ(縦98mm×横64mm)

を使っています。

 

 

預ける側、預かる側、どちらにとりましても内服薬の保管もわかりやすくすることが、リスク管理的には必要です。

 

症状が出た際に、内服薬はどこ??となっては携帯している意味がありません。

 

保護者からは、例)ジップロックに入れた状態で表書きをつけて、カバンのここに常時携帯していますと学校側へ説明。

預かる先生方は、内服薬の保管場所の確認。万が一の時に備え、学校で予備を預かるなどと、何重にもリスク管理をお互いにしておくことが大切だと考えます。

 

 

学校持参薬表書きテンプレート

https://form.os7.biz/f/02d70faa/

 

 

  

ただのWordですので、勿論改変可能です。

 

私は、内容を書き込んだのち2枚印刷

1枚はカットし、ジップロックに入れます。

そしてもう1枚は、園・学校にそのまま(カットせずに)提出します。

全く同じものなので視覚的にわかりやすく、緊急時に迅速に動ける助けになればという思いから、そのように運用しています。

 

 

フォームより必要事項を記入し、お問い合わせをして頂けると、

登録完了メール『学校持参薬表書きテンプレート』

という件名のメールが届きます。

(しばらく経っても届きませんでしたら、メルアドの記入ミスが考えられます。

 お手数ですがもう一度お願いいたします。)

 

そして

『学校持参薬表書きテンプレート』 は、以下リンク先よりダウンロードしていただけます。

という文言の下にダウンロード出来るURLを貼っておりますので、そこをクリックすると見ることが出来ます。

(PC環境により文字化けする場合もあります)

更にダウンロードすると、Wordとして書き込めるようになります。

 

~免責事項・注意事項~
☆ダウンロード後に開いても環境により文字化けすることがございます。

☆一個人が作成しているもので、これを使用すると食物アレルギー事故が防げるというものでは勿論ございません。こちらでは一切その責任を負えませんことをご承知おき頂ける方のみダウンロードください。

☆「ダウンロードできない」などの問題、ご質問やご要望などございましたら、以下アドレス宛にご連絡ください。
『allergymashiko-one☆yahoo.co.jp』

(☆を@に変えて)

  

 

『食アレっ子を真ん中に、先生方と家庭が1つのチームに』

なれることを心より願っております。

 

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第3回日本DCD学会学術集会 『明日からできる不器用さのある子へのアプローチ』 に参加して

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第3回日本DCD学会学術集会

長崎大学医学部記念講堂 

『明日からできる不器用さのある子へのアプローチ』

 

 

4月13日-14日で開催された第3回日本DCD学会学術集会に参加して参りました。

当初の予想200名を大幅に超える500名以上の参加があり、多業種(作業療法士、心理士、保育士、ドクター、教員、保護者など)の参加がありました。

内容も実践から研究と多岐にわたり、非常に興味深いものでした。

メモを取りまくったものをやっとまとめたので、アップします♪♪

かなりの長文です。

 

 

 

DCD

発達性協調運動障害(はったつせいきょうちょううんどうしょうがい、Developmental coordination disorder)とは、協調的運動がぎこちない、あるいは全身運動(粗大運動)や微細運動(手先の操作)がとても不器用な障害を言う。そのために、学習や日常生活に大きな影響を及ぼしている場合である。

 

大会長講演 「DCDと療育」岩永竜一郎先生(長崎大学生命医科学域)

(岩永先生は、この分野のスペシャリストで日本を代表する先生のお1人です。私は何度も岩永先生のご講演を伺っていますが専門用語もかみ砕いてお話してくださり非常にわかりやすく、臨床に講演会にとご多忙な先生です。)

 

・姿勢保持が難しいなど→発達性協調運動症(DCD) 神経発達症の1つ

 

・発達性協調運動症(DCD)は、注意欠如多動性障害(ADHD)や自閉症スペクトラム症(ASD)の子どもに見られることもある『不器用さ』のことで、だれもが無意識にできるはずの簡単な作業がうまくできない脳の発達障害の一種だと考えられている。

 例 ボールをキャッチできない、靴紐が結べない、階段の上り下りが苦手

   字が汚い、枠に入らない

   はさみ、スプーンやフォークが使えない

   

・国際的な診断基準

DCM-5(アメリカ 2013)

 

アメリカ精神医学会が作っている、心の病気に関する診断基準のこと。Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disordersの頭文字をとった略称。世界的に広く用いられている。14年5月、DSM-5(第5版)の病名・用語翻訳ガイドライン初版が日本精神神経学会により公表され、一部の精神疾患概念において従来の「障害」との呼称に替わり「症(群)」の訳語を採用することが明らかとなった。

ICD-11(WHO 2018)

世界保健機関(WHO)が作成する国際的に統一した基準で定められた死因及び疾病の分類。日本では、統計法に基づく統計基準として「疾病、傷害及び死因の統計分類」を告示し、公的統計(人口動態統計等)において適用している。また、医学的分類として医療機関における診療録の管理等においても広く活用されている。

 

ハリーポッターの主役のダニエル・ラドクリフ

 →一見器用そうに見えるが、靴紐が結べない。大人になってから「実は学校に行きたくなかった」と発言している。DCDを抱えていることを公表しており俳優を志すようになったのも、学校での生活が上手くいかず、学校以外で活躍出来る場所を見つけるためだったとのこと。

 

・不器用を具体的に言うと

 →物を落とす、物にぶつかる、転倒、

姿勢が崩れる(真面目に座っているのにも関わらず崩れる、しつけの問題などではない)

 

 ・DCDとADHD併存→55.2%(=DAMP症候群、DAMPタイプ)

例えるなら

ADHD・・・ドラえもんジャイアン

       ONE PIECEのルフィー

DAMP・・・ドラえもんのび太

 「DAMP」タイプは、より二次障害が起きやすく注意が必要。

 

 

・DCDとASD併存→79

・DCD単独では6

(単独だと発見されにくく&受診まで繋がらず、ただの運動音痴などと言われている状況が多々ある)

 

・巧緻(こうち)運動スキルの明らかな低下が見られる

 (巧緻運動=食事、更衣、筆記などの細かい指の動きが要求される運動)

・3歳児検診で協調運動に問題を抱えているとDCDを疑うべきで、より高いスクリーニングの指標となる

・眼球運動→正中線を超えての眼球運動が苦手

 

・DCDの子が「姿勢がいい」ということは・・・

DCD以外の人に例えるなら、24時間バレエしながら歩いているようなもので、非常に頑張って状態がひたすら続いているようなもの

→小道モコさん著書「あたし研究」内で「着ぐるみに入っているようなかんじ」と表現している

 

・DCD児

 自己概念が低く、友人関係も苦手になりやすい

 学校でのQOLが低下しやすい

 

・メモを取ることが苦手で、仕事・勉強の遂行能力に影響を与える

・DCDと他の疾患との併存は、症状・経過・転機に更なる影響を与える

・岩永先生はハローワークの相談事業もしている→相談者に「仕事を辞めた理由」を伺うと・・・

 ①対人関係

 ②作業が苦手(×精密さ×細やかさ)

 ③期限までに仕上げることが大変すぎる

・青年期以降の問題

 DCDの若者→社会参加、QOL、生活満足度が低値

 

・DCD児・者→抑うつ傾向が見られやすい

      失敗をごまかすために、おどけたり反発したりするパターンもある

      素行の問題は43に起こりえる

  

・協調運動の評価

 定型発達児であれば手の動きがモニタリング出来るので、ボタンを見ずにはめられる

 DCD児 →ボタンをはめることに困難さが出る

 

・ASD併存→実行機能に問題がある

 例)「ユニクロなどファストファッション系に勤めたが色々な洋服のたたみ方があり、それに対応出来ずに仕事を辞めた。」

⇔ 和服なら同じたたみ方

 

・縄跳び

→他児より1ヶ月早く取り組み始め、予習を頑張る

みんなの前で失敗してその後特訓するのではダメ→より体育嫌い、自己肯定感低下を招くだけ。

 

 

・学校訪問をしても、DCDかなと岩永先生が感じる子のうち、半分以下しか医療と繋がっておらず、就学以前には14%しか繋がっていない→周囲の大人に気付かれない、発見の遅さも問題である

 

・療育を考える上で『ICFモデル』

・障害志向型と課題志向型

・DCDは、わがままではなく『ブレーキが効かない』

 

・体育の時間に皆の前で失敗

 →飛び箱にわざとぶつかる、縄とび後にひっかかる・・・などとふざけたり、ごまかしたりして、自分で自分を守ることもある、自己肯定感低下の抑制を自らしている

 

・DCD児

姿勢が崩れ、よく注意される

定型発達児に例えるなら・・・メガネをかけている子に「メガネを外しなさい!なぜ見えないの?」と言っているのと同じである

 

・ジョブマッチング

 環境を整えることが大事

 ×頑張らせる

 ×見よう見まね

 

~まとめ 子どもを取り巻く方にお伝えしていること~

 ・不器用は発達的特性であることを理解する

 ・苦手な運動は個別に教える

 ・運動は先に教え、予習の形をとる

 ・体育の授業内で初めてする運動ではなく、先に練習することが大切

 ・みんなの前で失敗をすると劣等感を抱き、自己肯定感低下を招く

 ・身体の動かし方を「右手→左手」などと言語化して教える

 ・やり方の手順を絵・写真などで示す

 ・視覚的・触覚的指標を用意し、見るポイントをはっきりと、ゴールを明確にする

 

 

教育講演「日常生活・教室で活きる不器用さのある子への支援」鴨下賢一先生(専門作業療法士

(鴨下先生は長く勤められた静岡県立こども病院をご退職され、この春より福岡県福津市で株式会社 児童発達支援協会を設立され、リハビリ発達支援ルーム「かもん」など地域での支援を開始された。)

 

・DCD児、最初に鴨下先生が確認すること

 →椅子やテーブルが合っているか→姿勢の確認

 (もし長机などの共有の机であれば、椅子で調整する)

・食事に関する道具で、エジソン箸などを使われる方もいるがあれはダメ

 →普通の箸を使えることをゴールにするのであれば、子ども用の長さの木の箸がベスト(竹は滑るので×)

 

・食べ方のチェック点

  搔き込み食べになっていないか

  噛まずに丸のみしていないか

  口の中の食べ物が無くなってから次を入れているか

  かじり取り食べが出来ているか

・飲み方のチェック点

  ストローではなくコップから

  基本的にスパウトは使わない

・良い姿勢

 →足裏が床に付き、ひざ90度

  机と身体は子どもの拳1つ分を空ける

  深く腰掛ける、背もたれにもたれかからない

 →最初は短時間で良いので、良い姿勢が出来ればOK

 →「骨盤正中位中間位」での姿勢保持時間が長くなればOK

・噛まずに丸飲み=前歯でかじり取りが出来ない

 →自分で一口量を学んでもらうことが大切

・箸と鉛筆の持ち方はリンクしている

〇動的3指握り

×静的3指握り

   

 

 

 

教育講演Ⅱ「協調をアセスメントする意義」中井昭雄先生(武庫川女子大学教育研究所

(中井先生は、小児科専門医・指導医。公認心理士、臨床発達心理士。多くの著書があり、国際ガイドラインにおいて最もエビデンスのある評価尺度「M-ABC2」の日本語版の開発・標準化・刊行に向けた活動もされている。)

 

・ここで言う「協調」とは=脳機能を測っている、決して運動機能を測っているわけではない

「困難さ」のの可視化(見える化、視覚化)

適切な、客観的な診たて、診断

・ASD=対人関係以前の知覚・運動レベルに問題がある

・ニキ・リンコさん

(日本の女性作家、翻訳家。アスペルガー症候群高機能自閉症を患っていることを公表)

 “自閉症は身体障害”姿勢が悪く、椅子にもたれたり、ひじをついたり・・・

 →二次的な結果として、対人関係の問題が起きている

 

  

・日本、男子より女子が手先が器用で発達のバランスが良い

 →男女別の標準値が必要である

・DAMP→単独より広範囲で脳皮質成熟の遅れがある

統合失調症(妄想・幻聴・幻覚)などの前駆症状と重なる

→共通の遺伝子により神経発達障害が起きている??

・「協調」という「脳機能」を評価するアセスメントツール

・「身体性」は社会コミュニケーション、実行機能と密接に関係している

  体育、図工美術、技術家庭科、書字、文具・道具の使用、姿勢保持

  →全ての教科や生活場面においてDCDという視点からの理解と支援が必要である

 

 

特別講演

From practice to research and back again: Addressing the needs of DCD children

Helen Polatajko先生University of Toronto

 ~DCDがある子どものニーズに取り組むために~ 

・DCDの子

→車に例えることが出来る

  自動運転車は、ルート、速さ、赤信号で止まるなどプログラムされている

  レーダー、GPS、カメラなど最も大切なのはコンピューター

  →私たち身体もコンピューターを持っている=脳→コードが組み込まれている

    コードをどう書いていくか=臨床家の支援

  

・DCD→×お手本を見るだけ

     ×練習から学ぶ

 これはソフトウェアの問題で、動作と作業を可能にするためのコードを苦手としている

 

・自動運転車→止まらないのであればソフトウェアの問題なので、自動車修理工場に持ち込むのではなく、IT関係の会社に修理を依頼するのは当然である

 

・DCD

→1994年に8ヶ国から43名の専門家の招集し、名称と定義を議論した

・名称の変遷

 微細脳損傷→LD&AD/HD→DCD

 

・問題があるのは、脳の中枢のプロセッサー

 止まれないなら、ブレーキを取り換えればいい→でもダメ→DCD

 →ソフトウェアの方の問題を考えよう

 

・動作・作業遂行のコードを創り出す

・日本の子、巧緻性がアメリカの子より良い

 逆に、粗大運動はアメリカの子の方が良い

・日本の文化では、手の器用さを求められる

 より時間をかけて学校でも取り組むウエイトが高い

 

~コードの神経科学~

・学習は神経の可塑性と同義

・神経の可塑的変化において、経験と訓練が決定的なのは明らかである

 “神経細胞は共に発火し、互いに繋がっている”

・「練習」は完璧をもたらさない

 試行錯誤学習Trialand Error Learning

 知識≠コード

・DCDの子

 =タスク特化型訓練

  CO-OP(コアップ)

  →クライアント中心に動作・作業遂行に焦点を当て、問題解決型のアプローチ

  

CO-OPの骨組み

GOAL-PLAN-DO―CHECK

・動的な動作・作業遂行の分析

 →躁的・作業遂行の違い(低い)ではなく、観察し問題点を固定化する

  ①一度に取り組むことは一つ

  ②人それぞれの方略 

  ③ガイド付きの発足

~まとめ~

 DCD及び運動に関わる動作・作業の遂行は、学習(ソフトウェア/プログラミング)の問題である。そして、運動のコードは、認知的な方略の使用ガイド付きの発見により創り出すことが出来る

 

 

 

シンポジウム「明日からできる不器用さのある子へのアプローチ~それぞれの立場から~」

 <笹森理恵さん>社会福祉士精神保健福祉士

(笹森さんは、32歳の時に発達障害の診断を受け、息子3人もそれぞれに発達障害を持つ。当事者、保護者、支援者の視点から、発達障害の特性や理解や対応をわかりやすく解説するなど、全国で講演活動を行っている。) 

・自尊心をなくしてばかりの学生時代だった

・先生方にはそこの理解・支援を頂きたかった

・不器用の中にも凸凹がある

・完璧主義すぎて、自分で自分の首を絞めていた

・子どもは先が長いので、焦らせない

 過去を生かして、未来へ成長出来るようなご支援を

・自尊心が上がるような支援を

 

<赤星秀典先生>佐世保市赤崎小学校教諭、長崎県小学校体育研究部副部長

(学校体育におけるスポーツとDCDについて) 

・学校の体育

2017年告示新学習指導要領解説 

 「障害の有無にかかわらす」といった障害児への配慮を促す言葉が多く見られる

2010年~「生涯にわたってスポーツを親しむことができる資質や能力を育てる」

1980年~2000年 「体力向上を目指す(企業戦士の育成)」

 

スポーツ庁

「スポーツとの多様な関わりを・・・」「する、見る、支える」

1998年学習指導要領

☆運動遊び

☆身体ほぐしの運動

→運動の二極化に対応=不器用な子への配慮をしましょうということ

 

・“楽しい”と思えるような、その子が今出来ることからスタートする

・運動の楽しさを伝える、運動嫌いにしないことが最も重要

・“生きてるって素晴らしい”と子どもが思える学校に!

 

赤壁省吾先生>言語聴覚士/就労移行支援事業所ワークステーション未来

(不器用さと自己理解について) 

・「ナビゲーションブック」

 →ジョブマッチングを含めた自分で作るサポートブック=自分についての本

・「NPO法人 アスペエルデの会」この感覚どうしたらいいの?

 →体育でのチーム競技は罪悪感を感じてしまう  例)リレー、長縄、バスケ・・・

・言葉の理解の処理に時間がかかる

・人前で自分のことを説明する難しさを感じている

・環境を今の自分を理想とする自分のギャップが大きくなりすぎないように整理することも大切

・おすすめ書籍

 「あたし研究」小道モコさん

 「自分のことの教え方」吉田友子

 「十人十色なカエルの子」落合みどり

  

<加藤寿宏先生>京都大学大学院医学研究科/作業療法士

(OTからみた適応(器用)について) 

・外に出ていく力+出してあげる力

無意識で自分の身体を動かせない  例)テレビを見ながらの着替え

・先生ご自身が楽器を弾くことが苦手→音色を楽しめば良いとポジティブに思えるようになった

・教師の声掛け×「わからないことがあったら言ってね」

 子どもは自分がわからない所がわからない・・・

 →見通しを持って「ここまで」出来てここから出来ていないと分析する支援が必要

・本人を真ん中におけるかどうか・・・共通認識と様々なアプローチ

 

 一般演題(ポスター)一部

<不器用さの呈する学習障害児への作業療法士による学校コンサルテーション>

<眼球運動の主幹的疲労感が消失した発達性強調運動障害児の一症例>

<箸ってこんな風に持つんだ!!~知覚探索に着目して~>

 

~感想など~

濃い2日間でした!!

長崎で学会がある貴重な機会!!と思い、ハードスケジュールでしたが参加してほんと良かったです。

仕事にもプライベートにも生かせること多くのことを学ばせて頂きました。

私自身、運動は苦手で頑張って体育に取り組んでも鉄棒、飛び箱、縄跳び、ダンス・・・どの種目もダメで、クラスメイトはじめ中学校の体育の先生にバカにされたこともあり、立派な運動嫌いの大人になってしまいました。

 

病名をつけるなんて・・・

病名がつくなんて・・・

というお考えの方もいらっしゃるかと思います。

しかし、病名がつく程の「極度の不器用」さで、生きることに困難さを抱えている子・方がいらっしゃるのも事実です。

病名がつくことによりサポートを受けることが出来、生きやすくなり笑顔が増えればそれに越したことはないと考えています。

教育現場の先生方に、今現在でもまだまだ認知されていない病気のため、ただの怠けや運動音痴と思われ&言われ、二次障害を引き起こしている現状もあります。

 

まとめたものを、職場の先生方にも回覧して頂いているので、私の学びが少しでもお役に立てたらと思っております。 

GW中に、今回の学会参加がより深い学びとなるよう紹介して頂いた本を読みまくります!!

 

演者の先生方は勿論のこと、学会のサポートをしてくださった多くの先生方、大変ありがとうございました!!

 

 

 

#第3回日本DCD学会学術集会

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『アレルギー情報フォトキーホルダーテンプレート』

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『アレルギー情報フォトキーホルダーテンプレート』

日々の食事作りをはじめ、お忙しい保護者の皆様の時間節約になればという思いからダウンロードフォームを作りました。 

 

息子は、エピペンケースにこれを付けています。

この他にも、園・学校などでは多くのものに記名をしなければならないので、そこにもこれを活用しています。

 

ダウンロード出来るワードデータには、

・学校名などの所属、氏名、食物アレルギー有、アレルゲン、エピペン携帯、

・氏名、食物アレルギー有、アレルゲン、エピペン携帯、携帯番号

・氏名、携帯番号

 

そしてフォトキーホルダーには四角バージョンと丸バージョンがあるので、どちらの形にも対応しております。

 

ただのワードですので、コピーしたり項目を追加したり削除したり出来ます♪

 

 

 

アレルギー情報フォトキーホルダーテンプレート

https://form.os7.biz/f/7456f58d/

 

フォームより、必要事項を記入し、お問い合わせをして頂けると、

登録完了メール『アレルギー情報フォトキーホルダーテンプレート』

という件名のメールが届きます。

(しばらく経っても届きませんでしたら、メルアドの記入ミスが考えられます。

 お手数ですがもう一度お願いいたします。)

 

そして

『アレルギー情報フォトキーホルダーテンプレート』 は、以下リンク先よりダウンロードしていただけます。

という文言の下にダウンロード出来るURLを貼っておりますので、そこをクリックすると見ることが出来ます。

(PC環境により文字化けする場合もあります)

更にダウンロードすると、wordとして改変可能となります。

 

~免責事項・注意事項~
☆ダウンロード後にワードで開いても環境により文字化けすることがございます。

☆一個人が作成しているもので、これを使用すると食物アレルギー事故が防げるというものでは勿論ございません。こちらでは一切その責任を負えませんことをご承知おき頂ける方のみダウンロードください。

☆「ダウンロードできない」などの問題、ご質問やご要望などございましたら、以下アドレス宛にご連絡ください。
『allergymashiko-one☆yahoo.co.jp』

(☆を@に変えて)

  

『食アレっ子を真ん中に、先生方と家庭が1つのチームに』

なれることを心より願っております。

 

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生卵寛解へ向けての負荷~温泉卵~

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 生卵寛解へ向けての負荷

 『温泉卵』

 

相変わらず、地道に負荷をしている息子です。

ついに「温泉卵」に突入です!!

 

 

温泉卵は初回のため、1/4量食べました。

結果は、無症状~♪♪

 

 

生卵寛解へ向けて、急がず慌てずボチボチやっていきます♡

 

☆主治医の指示の元&相談の上で、自宅で負荷をしております。個々人で負荷試験の進め方など異なることをご承知おきください。保護者の責任の元、負荷試験は行いましょう。

 

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なごみの杜講演会 『私の特性と作業療法士としての生き方~自己の特性を強みに変えて~』に参加して

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なごみの杜講演会

『私の特性と作業療法士としての生き方~自己の特性を強みに変えて~』に参加して

 

 

 これまで、当事者(発達障害の方ご本人)の方のご講演を伺う機会はあったが、発達障害児をサポートする立場のOTの先生自らが当事者とカミングアウトしている・・・そして講演をするというパターンのご講演を伺う機会はなかったので、この貴重な機会に是非に!と考え参加してきました。

 松本先生は、工学部、そして院まで進み、企業で研究開発に携わるが退職し、OT(作業療法士)の養成学校で学び資格を取得しご自分の経験を踏まえての臨床をされている先生です。著者も多く、日本各地でご講演もされています。

 ご自分の特性から話始めるというご講演で、「早口なんです!!ゆっくり話そうと思えば話せますが考えることが出来なくなります」と。本当にかなりの早口でそのおかげで予定講演時間より早く終了した講演会でした。

 ご自分のことを踏まえての臨床のため、保護者も納得、子どもも共感してもらえてハッピーになれる、松本先生の教え子(発達障害)が松本先生に憧れてOTになっているという、幸せの循環も起きています。

  松本フィルター(松本先生命名の松本先生目線の見方)がかかっているお話のため、より発達障害児・者の気持ちや見え方が支援する側にとっても理解しやすく大変勉強になったことは勿論ですが、沢山のエピソードもご紹介してくださり楽しい講演会でした。

 

 今回の講演会は、なごみの杜代表の土田先生が30分、そして松本先生が90分の枠でお話してくださいました。概要を紹介させてください。

 

<なごみの杜代表 土田玲子先生>

・「みんな適度にあやしい・・・」

 自閉症スペクトラム症の「スペクトラム」=連続体

・横文字圏の国でLDは発見されやすい

・子どもが小さい頃は、みんなAD/HD

 

・未就学の間に気づかれないことも多々ある。保護者に「気づいてもらえてよかった」と声をかけることも

・AD/HD「3つ組の特徴」と言われるが、研究者によると更に7つに細分化できるとのこと

・「叱られる」→大人に対して不信感を持つのは当然である

・×しつけよう「ぼくは動いていると調子がいい、考えることが出来る」というタイプの子もいる

 

・言葉=人とのコミュニケーションツール

 ASD児→言葉の遅れ、構音障害(発音×)、言葉の選択がおかしい

・日本語は、「暗に示す」「口に出さなくてもわかるだろう」「匂わす」という日本の文化が入っている

 →ASDにとっては非常にわかりにくく生きにくさの要因の一つ

・物事を「白」か「黒」かでみるので「叱られる」とこのタイプはダメージが非常に大きい

 ×愛ある叱責は伝わらない

・国単位でDCD学会が始まったのは日本が世界初

 日本は、器用な子が多いからこそ「不器用」が非常に目立つ。当事者の困り感増大に繋がっている。

 

・周りの環境とのミスマッチ=障害

 

 

<よこはま港南地域療育センター 松本政悦先生>

 ・OT(作業療法士)歴 約25年

・発達性協調運動障害のため、小中学生時代はつらかった

 例)リコーダー・・・変な音が出て間違ったことが周囲にわかることがはずかしくて 「笛パク」をしていた。指だけ動かして、空気を入れていなかった。

   逆上がり・・・今でもできない

   球技・・・・・ボールをよけることが出来ずボールがあたる

・スポーツひろば代表西薗一也先生(http://www.sports-hiroba.com/company/

 西薗先生の研修会に参加した松本先生の動画を、松本先生が見て思ったこと

 →走り方は足の動かし方がわからなかった

  飛び箱の練習は手の付き方、足の動きがわからなかった

 決してふざけているわけでもないのに、一見そう見られることがある

・当人にとって、あまりにも難しすぎる運動だとイヤだし嫌いになるのは当然である

・運動音痴の友人3人と集まり、「下手くそ野球」(3人だけの野球ルールで、柔らかいボールをゆっくり投げて打てればOK、守備はなし)をよくしており、非常に楽しかった。

・DCD→大人になったらそう困らない、体育はないし、リコーダーをふく機会もない

・AD/HD→自分も周りも不注意さをわかっている状況なら、気持ちが楽

・ASD→“こだわり”を生かす(隠すと苦しい)

・LD→仕事は苦手なもの以外で探す

・×反復練習で鍛える

 ×将来のため頑張りなさい

 学校を卒業してからの人生の方がず~っと長い

・得意な所で勝負した人→発達障害である有名人

・小さい頃に、これらのことで悩むことはない

・長大岩永竜一郎先生は「プーさんたちの特性」をこう分析している

 プーさん→軽度知的障害

 イーヨ →ASD

 ティガ →AD/HD

 オウル →アスペルガー/多弁タイプ

 ピグレットパニック障害

アメリカの映画「パワーレンジャー

 アスペでもヒーローになれる!!

・「ファインディング ドリー」 ドリーは記憶障害

・「クレヨンしんちゃん」 一家揃ってAD/HD

 

・意識 数%しか意識下にない

・体性感覚、自分の身体からの感覚を受け取ることがうまくいかない

 

さかなクン著書「一魚一会」

 母より「命がとられるわけでなないから、失敗しても大丈夫」と言われた

・「発達のために強みを生かす」穴を埋める努力をしすぎない!!

 

・凸凹がある子どもの全体像、粘土をこねるように丸みを帯びさせたい!!と思うのが周囲の大人。しかし、いくら外側が丸くなっても内側が凸凹しているので無理をしすぎて外が丸くなっても、二次障害を起こす

 

・映画「ワンダー 君は太陽

 全世界で800万部以上を売り上げたR・J・パラシオのベストセラー小説「ワンダー」を、「ウォールフラワー」のスティーブン・チョボウスキー監督・脚本で映画化したヒューマンドラマ。ごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。

 この映画の中で校長先生は、オギー君をいじめた子の保護者に「子どもの特性(顔の奇形)をすぐには変えられない。我々の観る目を変えなくては・・・」

学習障害を持つ子どもたちが先生に宛てたメッセージ

 「イミシン 先生へ 発達障害」で検索するとヒットします

https://www.facebook.com/watch/?v=890927054342859

 

飛騨市長 都竹淳也さんの新聞への投稿

 次男の自閉症

 

・右向きの価値観(知能指数をより上げる)を押し付けている世の中

 

YouTube自閉症のきょうだいがいるということ」

 https://www.huffingtonpost.jp/2016/07/22/autistic_n_11128142.html

 

特に、先生へ宛てた動画、「自閉症のきょうだいがいること」の動画は是非お時間がある時に見て頂きたい!!

多くのことを考えさせられました。

 

松本先生のご講演、途中笑える所があり面白くってもっともっと聞いていたい!!と思う講演でした。

長崎まで来てくださり、大変ありがとうございました。

実りある学びの時間でした。

そして、企画運営してくださったなごみの杜のスタッフの皆様にも御礼申しあげます。

誠にありがとうございました!!

『食物アレルギーサポーター』としての自己認知

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『食物アレルギーサポーター』としての自己認知

 

ここで一度立ち止まり、自己認知をしっかりとしておきたいという思いから、自分で自分をまとめてみました。

自分自身を正しく知ることは意外に難しく、なぜ「食物アレルギーサポーター」として活動しているのか・・・などと改めて深く考える機会でした。

 

 

「食物アレルギーサポーター」と銘打ち食物アレルギーの子どもを持つ親として、そして教育現場に立つ者として、この両方の視点より自発的な意思に基づき食物アレルギーに関する情報発信・啓蒙・サポート活動、食物アレルギー児童生徒が教育現場で安全に楽しく過ごせる環境整備の実現を目指す活動をしている。2011年より長崎女子短期大学幼児教育学科2年生「子どもの食と栄養」授業内で講師として講演活動を毎年していることをはじめ、学校教員向け、学童指導員向け、高校生向けの講演会・研修会も実施している。

 

<現職>

長崎市内の小中高等学校の家庭科講師

 

<主な資格>

・中学校・高等学校一種教員免許家庭

・2017年5月食育指導士資格取得

 

<報道関係>

・2018年3月21日長崎新聞「あの人この人」掲載(この記事のトップ写真)

・2018年11月14日

 KTNテレビ長崎「PRIME news evening」内にて特集放送

・2019年1月23日

 NHK長崎放送局「イブニング長崎」内にて特集放送

・2019年2月7日

 NHK九州沖縄管内「おはよう九州沖縄」内にて特集放送

 

<活動の目的>

・教育現場における食物アレルギー対応の啓蒙活動

・教育現場と食物アレルギー児童生徒がいるご家庭の架け橋

・教育現場の先生方・食物アレルギー児童生徒がいるご家庭・保護者のサポート

 

<活動の内容>

~食物アレルギーサポーターとして~

・食物アレルギー講演会 

 対象→小・中・高校教員・学童保育指導員等・幼児教育学科学生・高校生

長崎県学童保育指導員会研修会

 「三大アレルゲンを使わないお菓子作り」研修会

・食物アレルギー児童生徒向けサポートブックのデータを全国の方へ無料配布

 「サポートブック」とは・・・食物アレルギーのため配慮が必要な児童生徒が家族以外の方と関わる際、子どもの様々な情報を知ってもらうためのツール。「子どもの情報」をまとめた冊子

・家庭科の先生方に食物アレルギー児童生徒保護者向けの調理実習前配布文書の提案

・食物アレルギー対応料理教室の主宰

長崎県幼稚園連合会研修会の助言者活動

(2019年長崎県私立幼稚園連合会夏季教育研究大会教師研修会第1分科会)

・誤食事故が起こった際のサポート

・給食のコピー食品のレシピ考案・提供

 例 卵アレルギー児童がいるご家庭からの依頼

   「給食で提供されるオムレツが家庭からの持参のため、

    同じような見た目(=コピー食品)の作り方を教えてください。」

 

~家庭科教諭として~

・食物アレルギー対応の事前研修・校内環境整備・校内食物アレルギー対応委員会委員

・家庭科調理実習における、食物アレルギー児童生徒の保護者向けの事前文書作成、そのデータの無償配布

 

<活動の期間>

2011年~8年以上

 

<社会的貢献度>

・食物アレルギー児童生徒を受け入れる教育現場において、正しい理解と協力が得られるよう共通理解と連携を図ることの講演活動をしている点。

・次世代を担う若者達に講演会を実施することにより、社会に出てからの仕事上だけではなく人生において知っておいて損はない食物アレルギーに関する情報・知識を広めることが出来ている点。

・食物アレルギー児童生徒がいる保護者のサポートをすることにより、通園通学する施設の先生方のサポート・啓蒙活動にも繋がっている点。

・2012年12月東京都調布市の小学校において給食の誤食による食物アレルギー事故が起こり、小学5年生女児が死亡した。食物アレルギーのある子どもを持つ親として、この事故を教訓とし二度と起こしてはならないという信念の元、独自の取り組みをしている点。

 

<活動がもたらした効果>

・教育現場と食物アレルギー児童生徒の架け橋

・食物アレルギー児童生徒を受け入れる教育現場の先生方の正しい態勢作り

・食物アレルギーの子どもを持ち、悩んでいる&日々の食事作りをはじめ頑張っている保護者のサポート

・若い世代への食物アレルギーに関する正しい情報・知識の普及、食に対する感謝の心・大切にする心を育んでいる

 

<活動の独自性>

・食物アレルギー用サポートブックというものを作り出し、そのテンプレートデータを全国の方に無償で提供している点。

・食物アレルギーを持つ子の親である立場、教育現場に立っている立場、その両方の視点より食物アレルギーに関し情報発信・啓蒙・サポート活動をしている点。

 

今後の活動の継続性>

 「食物アレルギーサポーター」という活動は、食物アレルギー児童生徒が増え続けている昨今の現状でより一層求められている。食に関する理解を深め、健全な心と体を培い、豊かな人間形成を推進し、健康で文化的な生活と豊かで活力ある社会の実現を目指すためにも、この活動は今後も継続していく。

 

文字にするとA4に2枚となりました。

息子が生まれて12年半。

息子が食アレっ子として生まれてきてくれたおかげで密度の濃い時間を過ごすことが出来、人として育ててもらい、全国の方とご縁を頂いております。

息子にも皆様にも感謝の気持ちを常に持ちながら、今後も活動を続けて参る所存です。

 

 

以上、自己認知でした。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

 

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