食べもの文化
特集『エピペンでアナフィラキシーは防げない』
芽ばえ社2018年10月号NO530
を読みました。
宮城のアレルギークリニックのドクターが書かれた特集でタイトルを見て衝撃でしたが、中を見るとサブタイトルで
「最大の治療は予防が一番」
と書いており、うんうんそうだよね~とちょっとホッ
表紙のタイトルのセレクトがちょっと意地悪だな、保護者の不安を煽るよね・・・と感じました。
しかし「経口免疫療法は一般的な治療に適さない」というタイトルの文章もありました。
ニュースで経口免疫療法中に低酸素脳症になったという報告を知り衝撃を受けた記憶があります。
こちらのクリニックでは味噌やしょうゆなどの日本の発酵食品を利用した「日本型の中和療法」を行っているとのこと。
25ページにも渡る内容でしたが「日本型の中和療法」という言葉を初めて知りました。
我が家は、経口免疫療法(負荷試験)を専門医の指示・相談の元、7年以上継続しております。幸いにして、重度な症状は出たことはありません。
しかし、重度な症状が出る可能性もあるということを頭に入れつつこれからも取り組んでいきたいと思います。
アナフィラキシー・アナフィラキシーショックを起こしやすい条件として最初に、
①アレルギーがあることを知らないで食べたとき
とあり、私自身が食物アレルギーを持つ児童生徒にばかり目がいきがちのため、ここの所も改めて自分自身の意識を高めなければ、そして他の先生方にも啓発していくべきだと思いを新たにしました。
悲しいことに、食物アレルギーとは
・アレルギーは甘え
・ただの好き嫌い
・ちょっと我慢すればいいのに
などという考えの方がまだまだいらっしゃいます。
(ただの好き嫌いなのに、食物アレルギーと仰る方もいます・・・怒)
基本ですが、
・ドクターの指示の元!!
・体調が少しでも悪い時は無理をしない
ということを食物アレルギーの有無に関わらず、世の中の方に広く知って頂きたいと願っております。
情報リテラシー、大事。
違う角度からの文章を拝読し、色々と勉強になりました。
経口免疫療法も100%安全な方法とは言えないですが、うちの息子のようなかなり重度の食物アレルギー児にとっては毎日の食事が命がけのため、行動範囲があまり広くないうちにある程度のスピードで経口免疫療法にチャレンジすることの意義があるかと考えます。
最後に・・・
この本のことを教えてくれた、みさかさんに感謝~(≧▽≦)♡
いつもありがとうございます!!
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