『子育て支援講演会 「行動や対人関係が気になる子への家庭での配慮」 長崎大学大学院医歯薬総合研究科 岩永竜一郎先生』
を先月拝聴してきました。
やっと記事に~っ( ;∀;)
岩永先生のお話を何度もお伺いしていますが、何度聞いてもわかりやすく勉強になる先生です♪♪
・H19年4月1日 特別支援教育の推進について(通知) 19文科初第125号
「通級も含め、丁寧に教育を、支援の枠を大きくしていこうという」通知。
・英語のLDもあり、ただの英語嫌いではない、文法は得意なのに単語苦手など。覚えるサポート・工夫が必要。
・ADHD→脳の中のブレーキの利きにくさ。極端な例だと学校に行かないと!!と行くことのみに集中しすぎて、ランドセルを自宅に忘れてしまう子もいる。
・ADHDの典型としてドラえもんに出てくる「のび太くん」→不注意型のADHD.
・有名な人にも多い。坂本龍馬、ワンピースのルフィー。
・衝動的なタイプだと革命家、歴史を変えるようなことをしている人もいる。
・発達障害の人との文化との齟齬がある。
・日本は農耕民族で1年後の収穫のためにコツコツと行動できる。しかし、狩猟民族は思いついたら&お腹が空いたら行動する。思いついたら&その都度&瞬間で生きている。
・知能が高くても、ワーキングメモリが弱いと伸びない。
・ASD=所謂「KY」「コミュ症」と言われる方が多い。
・勉強が出来ることと対人関係がうまくいくことは違う。
・小道モコさん「自分に向けられた言葉ではなくても痛みは同じ」
・イギリスの特殊教育対象=20% 困っている子が多い。
・認知・行動・情緒・対人関係、アンバランスな子が多い。
・ADHDに現在最も効果が高いと言われているもの=ペアレントトレーニング
・保護者の関り方により、子の行動が安定する。接する時間が多い保護者が関り方を変えて悪循環を断ち切ることがポイント。「大人が変われば子どもも変わる」
・badタイミングの関り方を、goodタイミングな関わりに変える。
・常識が通じない=文化が違う
例)先週まで海外に行っていたから通じないと考える。
外国の子に教えるように丁寧に教える。
・発達障害=会話の中で人を盛り上げるより、嘘をつかないことの方が大切だという考え→お世辞を言わない、見たままを発言してしまう(似合っていない、ハゲ、ブタ・・・)、
・正直すぎると損をするよと教えてあげないとわからない。
・童話「クマのプーさん」に登場する100エーカーの森の住人たちは、発達上の問題や心理社会的な問題が気づかれることなく未治療で放置されている状態にある。
プーさん→注意欠陥多動性障害(ADHD)と強迫性障害(OCD)
ロバのイーヨー→慢性的な気分変調症
ふくろうのオウル→非常に頭がいいが読字障害(ディスレキシア)
プーさんたちが日本の学校に来たら明らかに不登校になる。環境が大きい。
プーさんの例え、確かに!!とめっちゃ納得です!!
プーさん、パンツ履いてない・・・
日本なら捕まりますよね~(^^;
英語のLDがあることも初めて知りました~!!
なるほどね~!!
今回もここには書ききれないほどの多くのステキなことを教えて頂きました。
企画してくださった皆様、岩永先生、誠にありがとうございました!!