『令和2年8月9日 75回目長崎原爆の日』
本日8月9日、長崎は祈りの日です。
伯父が被爆者代表で「平和への誓い」を読み上げさせていただきました。
昨年ローマ教皇が来崎の際、爆心地で献花のための花輪を手渡した被爆者でもありクリスチャンでもある伯父です。
先祖は潜伏クリスチャンで信仰を守ってきました。
伯父の「平和への誓い」の抜粋
『特に若い人たちにはこの平和のバトンをしっかりと受け取り
走り続けていただくことをお願いしたいと思います。
私は89歳を過ぎました。
被爆者にはもう限られた時間しかありません。
今年被爆から75年が経過し、被爆者が一人また一人といなくなる中に
あって私は、
「核兵器はなくさなければならない」との教皇のメッセージを糧に
「長崎を最後の被爆地に」との思いを訴え続けていくことを決意し
「平和への誓い」といたします。』
あるインタビューで
『悲しさは通り越してしまった。
たくさんいる所で一人が亡くなればみんなが悲しんでくれるけれど、反対だから。
みんな亡くなっているし、生きている人が少ないのだから。
悲しさは全然なかった・・・。』
長崎を最後の原爆の地にしようという思いを若い世代の子に持ってほしい、そして伝えて欲しい。
という想いが伝わってきて心に沁みました。
家族を4人も亡くし被爆体験を口にするのは胸が痛いことだと思いますが、そんな中での伯父の想いを大切にしていきたいと改めて考えました。
そして今回は長崎市長が宣言の中で拍手を求めるという初めての場面がありました。
「今年、新型コロナウイルスに挑み続ける医療関係者に多くの人が拍手を送りました。
被爆から75年経つ今日まで体と心の痛みに耐えながらつらい体験を語り世界の人たちのために警告を発し続けてきた被爆者に同じように心からの敬意と感謝を込めて拍手を送りましょう。」
(拍手)
という『新型コロナも核兵器も私たち皆が当事者』というメッセージを出されました。
『東日本震災から9年が経過しました。
長崎は放射能の脅威を体験した町として復興に向けて奮闘されている
福島の皆さんを応援します。』
とも。
今年は特に『当事者」ということを強く仰っていました。
長崎は深い祈りの一日となります。
うちの息子・・・
式典の際は伯父の隣に(めっちゃ関係者席)座らせていただき、有り難いやら申しわけないやら~( ;∀;)
これからも伯父をはじめ、被爆者の方から沢山の話を直接伺ってしっかりと伝えていく使命を負っているということを息子には今一度話したいと思っています。
私は、いつも話しているおじちゃんの言葉が全世界に発信されて嬉しい!!
なんとヤフーニュースにも!!
「89歳過ぎて もう限られた時間」
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6367878
いつまでも元気でいてね!!
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